もくじ
- 1 学資保険のメリットとデメリットをファイナンシャルプランナーと一緒に見てみよう!
- 1.1 現役ファイナンシャルプランナーが教える学資保険5つのメリット
- 1.2 学資保険のメリット1-計画的にお金の準備をすることができる
- 1.3 学資保険のメリット2-マイナス金利の影響はあったが返戻率は現時点ではまだ良い
- 1.4 学資保険のメリット3-万が一、親になにかあった時にも安心
- 1.5 学資保険のメリット4-生命保険控除を受けられる
- 1.6 学資保険のメリット5-強制的にお金を貯められる
- 1.7 現役ファイナンシャルプランナーが教える学資保険3つのデメリット
- 1.8 学資保険のデメリット1-途中で解約をすると元本割れしてしまう
- 1.9 学資保険のデメリット2-家計に余裕がないと生活がきつくなる
- 1.10 学資保険のデメリット3-昔よりはマイナス金利の影響で返戻率が下がった
学資保険のメリットとデメリットをファイナンシャルプランナーと一緒に見てみよう!
※2019年4月26日追記
どんなサービスや商品にもメリットとデメリットは必ず存在します。
それぞれの家庭環境に合わせて学資保険は本当に必要なのかメリットとデメリットを現役のファイナンシャルプランナーが解説をしていきます。
メリットとデメリットを見ながらご自身の家庭では学資保険が必要か検討材料にしてください。
現役ファイナンシャルプランナーが教える学資保険5つのメリット
まずは学資保険のメリットからみていきましょう。
学資保険のメリットは主に5つです。
.計画的にお金の準備をすることができる
.マイナス金利の影響はあったが返戻率は現時点ではまだ良い
.万が一、親になにかあった時にも安心
.生命保険控除を受けられる
.強制的にお金を貯められる
順番に解説をしていきます。
学資保険のメリット1-計画的にお金の準備をすることができる
学資保険に加入すると毎月決まった保険料を支払うことになります。
加入する段階で将来いくら受け取るのかを決めるため、逆算して家族や子供の未来図に合わせてお金を準備することができます。
将来、子供が大学や専門学校へ進学したいとなった際にお金が理由で諦めざるを得なくなることは親としては絶対に避けたいですよね。
毎月、ルーティン的に保険料さえ納めていれば将来受け取れるお金の見通しが簡単にできるのは学資保険の大きなメリットの一つだと言えるでしょう。
学資保険のメリット2-マイナス金利の影響はあったが返戻率は現時点ではまだ良い
先述の通り、マイナス金利の影響により以前よりも学資保険の返戻率は下がりました。
ですが、2020年12月現在において学資保険の返戻率はまだ100%以上を有している商品が残ってはいる状況です。
現在、銀行の金利はほぼ0と言っても過言ではないくらい低いのは皆さん分かっていますよね。
学資保険を貯金として考えればこれほど堅実かつ利回りの良い金融商品は多くはないでしょう。
学資保険のメリット3-万が一、親になにかあった時にも安心
万が一、一家の大黒柱に何か起こってしまえば家族が描いていた未来図が大きく変わってしまうのは言うまでもありません。
もちろん家計における影響も非常に大きいですよね。
遺族年金や生命保険で賄える部分もありますが、それだけで十分だとは言えません。
教育資金は学資保険で準備する。
このように考えた際に学資保険に加入しておけば万が一、何かあった際への負担を大きく軽減することができます。
保険料の支払いは免除され、学資金はそのまま受け取ることができるので金銭的な理由で進学を諦めざるを得ないリスクを落とすことができます。
実際に、このような理由から進学を諦めることになってしまった方は非常に多いです。
万が一、親に何かあっても学資保険の保障は継続するのは非常に大きなメリットだと言えます。
学資保険のメリット4-生命保険控除を受けられる
学資保険は生命保険料控除の対象になっています。
毎年の年末調整の際に申請を行えば、生命保険控除を受けることができるため支払う税金を抑えることができます。
特に自営業者と違ってサラリーマン家庭は出来る節税が多くはありません。
貯金をすることで学資金を準備しても税金の控除は受けられませんからこれも学資保険の大きなメリットの一つだと言えるでしょう。
学資保険のメリット5-強制的にお金を貯められる
筆者が学資保険に加入する特に大きなメリットだと考えているのが、『強制的にお金を貯めることができる』
という点です。
学資保険ではなく、貯金でお金を準備すれば良いと考える方もいますが実際に十数年に渡って定期的に計画的に貯金をし続けることができる方は多くはありません。
人間というものは一度ルーティンを崩してしまうと、再びもとのルーティンを繰り返すのは中々出来なくなってしまう生き物です。
貯金もまた同じです。
最初の1年、2年は続けていたけど何かしらの理由でお金が必要になり、1か月だけ貯金が出来ず、そのまま貯めるのを辞めてしまったという人は非常に多いです。
学資保険であれば毎月、保険料という形で強制的にお金を貯めることができます。
更に銀行に預けておくよりも金利は良いのですからこれもまた非常に大きな学資保険のメリットだと言えるでしょう。
現役ファイナンシャルプランナーが教える学資保険3つのデメリット
次に学資保険のデメリットをみていきましょう。
主に学資保険のデメリットは3点です。
・途中で解約をすると元本割れしてしまう
・家計に余裕がないと生活がきつくなる
・昔よりはマイナス金利の影響で返戻率が下がった
一つづつみていきましょう。
学資保険のデメリット1-途中で解約をすると元本割れしてしまう
途中で学資保険を解約すると、支払った保険料よりも受け取る保険料が少ない所謂、元本割れしてしまう状態になってしまいます。
支払った保険料よりも解約返戻金の方が少ないのですから学資保険のデメリットなのは間違いないですよね。
例えば毎月1万円の保険料を7年間支払って解約したとします。
まず支払保険料の総額は1万円×12か月×7年で84万円となります。
例えば返戻率が60%と仮定しましょう。
そうすると84万円支払ったはずの保険料が50万円となってしまい7年間で34万円もの損をしてしまう計算となります。
※分かりやすく解説をする為、税金などの計算は考慮していません。
途中解約が原因で元本割れしてしまう可能性があるのは学資保険のデメリットと言えるでしょう。
学資保険のデメリット2-家計に余裕がないと生活がきつくなる
今現在、家計が苦しく生活をしていくのだけでもキツイ方は学資保険への加入は一旦保留してください。
先にお伝えした通り学資保険は途中解約をすると元本割れを起こしてしまう可能性が非常に高いです。
無理をして学資保険に加入しても保険料の支払いを続けられないのであれば、学資保険に加入する意味はありません。
また、保険料の支払いでただでさえキツイ家計が更に圧迫されてしまえばその影響は計り知れません。
学資保険のデメリット3-昔よりはマイナス金利の影響で返戻率が下がった
先述の通り、2017年マイナス金利の影響で学資保険の返戻率は大きく下がってしまいました。
しかし、まだ現時点では返戻率が100%を超えている優良な学資保険も残ってはいます。
返戻率が下がってしまったのは学資保険における大きなデメリットであることに間違いはありませんが、それでもまだメリットの方が大きいのは間違いありません。
以上、学資保険のメリットとデメリットを解説しました。
それぞれの家庭環境、家計に合わせて学資保険が必要か検討材料にしてください。
※追記
2020年現在、最も返戻率が高くランキング1位にも輝いているソニー生命学資保険の口コミをまとめました。
ソニー生命学資保険の悪い評判

返戻率や保障内容は満足なのですが、唯一不満だったことがあります。
それはクレジットカード決済ができなかったこと。
我が家では、支払い関係はできる限りクレジットカードにしています。
最大手の会社なのですから、クレジットカードには対応しても良いのでは?と思いました。
ですが、その事を踏まえても一番魅力的だったソニー生命に加入を決めました。
今後、支払い方法にクレジットカードを追加してくれたら嬉しいです。

初子ということもあり、私たちの知識も乏しく、他の子に比べると学資保険に入った年齢が遅かったのが唯一後悔している点です。
今までの掛け金を一括支払いする形で、後から入っても全年齢変わらない学資保険があればいいなと思いました。
とは言っても、ソニー生命さんの場合、元金は割らないのが救いです。
条件も数ある学資保険の中で1番いいですしね。
今回のことを教訓に、2人目は早めに加入したいと思います。
ソニー生命学資保険の良い評判

生命の学資保険を選んで本当によかったです。
はじめは、友人が勤務している保険会社に加入を検討していました。
ですが、調べてみて返戻率の違いにびっくり。
ソニー生命さんと比べると31万円も違っていたんです。
1ヶ月ではそこまで大きな金額じゃなくても、積もれば大きい金額になりますからね。
無駄に支払うお金があるなら、その分も子供の為の貯蓄に回したい私にはぴったりの学資保険です。

自分たちで貯金をできる自信もなかったので、学資保険に入ることにしました。
お互いの両親に勧められたのも理由のひとつです。
最初は、『学資保険なんてどれでも一緒だろう。』くらいに思っていました。
ですが、調べるとソニー生命の学資保険は明らかに加入条件が他よりも良いことがすぐに分かりました。
大手で信頼も出来き、倒産のリスクもないのですぐに入ることに。
子供が独り立ちするまで、主人と力を合わせて頑張っていきたいです!

子供が産まれて半年くらいの時、とある保険ショップに行って学資保険の相談に行きました。
ですが、その時は何故か学資保険ではなく生命保険への加入を勧められたんです。
明らかに私が求めている保障内容ではなかった為、その場では『検討します。』と伝えて家に帰りました。
実家の父にその事を話すと、『それは代理店が手数料の高い保険を勧めているだけだよ。』と言われました。
どうやら手数料目的で、手数料が低い学資保険ではなく他の必要がない保険を勧めている悪質な代理店もあるようです。
結局、自分で調べて1番条件の良かったソニー生命の学資保険に入ることに。
ソニー生命さんに直接相談する形だったので安心感もありました。
そして、なんといっても決め手はやっぱり返戻率と保障内容。
特に、返戻率はソニー生命が断トツ良いことは明らかでした。
お陰様で安心して納得のいく学資保険に加入することができました。
ソニー生命の学資保険を選んで良かったです。
※随時正確な情報更新を心がけておりますが、返戻率は加入年齢や時期・条件によって変動します。
当サイトで公開している情報はあくまでも目安であり、その数値を保証するものではございません。学資保険加入前に必ず販売元保険会社様にご確認ください。