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【オリックス生命】終身保険RISEの3つのメリットと2つのデメリット

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FP直伝!【オリックス生命】終身保険RISEの特徴とメリット・デメリット

教育資金積み立て方法と言えば、学資保険や銀行の積立預金などが昔から定番ですが、それ以外に方法はないのかなと思いませんか?

最近では終身保険に加入して、教育資金積み立てを行うのが人気。その中でも、トップクラスの人気を誇るのが、オリックス生命の終身保険RISEです。

終身保険RISEの特徴、メリット・デメリット、そして学資保険と比較して、どちらがいいのか考えていきましょう。

保険は一度入ったらなかなか変えられませんから、よく知っておく必要がありますね。

終身保険ってどんな保険?

「終身保険」とは、文字通り、一度加入すると死ぬまで一生涯保障してくれる保険のことです。特徴は次の通りー。

  1. 学資保険と同じく貯蓄型保険。
  2. 途中解約せずに契約者が死亡した場合、残された遺族が死亡保険金を受け取ることができる。
  3. 解約すれば、解約返戻金を得ることができます。

教育費用を貯蓄する目的で終身保険を使う場合は、大学入学時などに解約してお金を受け取るわけですが、使い方に注意が必要です。というのも、保険料の払込が終わる前に解約すると元本割れを起こし、大きく損してしまいますが、一度払い込みを終えると払込総額よりも多い金額を受け取ることができるのです。

低解約返戻金型終身保険とは?

終身保険の保険料は、他の保険と比較すると高いです。

その弱点を補ったものがありますが、「低解約返戻金型終身保険」です。

低解約返戻金型終身保険とは、解約返戻金を通常の70%程度に抑えることで、保険料も安く抑えることを可能にした終身保険です。解約返戻金は通常の70%前後に設定されてはいますが、保険料の支払いを終えると通常の解約返戻金のレベルに戻ります。

保険料払い込みが終わる前に解約すると返戻率が70%前後になるのに対し、保険料払い込みを終えると返戻率が急激に上がって返戻率が100%超えるということですね。

この性質を利用して、学資保険の教育資金を積み立てている方が増えています。

保険料を支払っている間には、万が一の時のための死亡保険として利用し、払い込みを終えたら解約して解約返戻金を受け取るのです。その解約返戻金は、学資金として使用できます。

終身保険RISEの特徴~まずは3つのメリットを見てみよう!

オリックス生命の「終身保険RISE」は、終身保険の人気ランキングでは必ず上位です。終身保険としても人気ですが、学資金積み立てにもぴったりです。

そんなRISEにはいったいどんな特徴があるのでしょうか?ここからは終身保険RISEの特徴をじっくりと見ていきましょう。

1.オリックス生命RISEは低解約返戻金型終身保険!

終身保険RISEは、低解約返戻金型終身保険に分類されます。

つまり、月々の保険料が安い代わりに、保険料の払い込みが終わる前までは返戻率が70%前後になるということですね。そして、保険料の払い込みが終わると返戻率は一気に高まります。

シミュレーションしてみましょう。

30歳の男性が保険金額500万円で、60歳で保険料払い込みを終えるという条件で試してみます。すると月々の保険料は10,920円となります。

5年後、10年後、そして保険料払い込みを終える30年後の返戻率はどうなるのでしょうか?以下の表が計算結果です。

オリックス生命RISEの返戻率シュミレーション
経過年数 年齢 払込保険料累計 解約返戻金 返戻率
5年 35歳 655,200円 444,500円 67.8%
10年 40歳 1,310,400円 952,150円 72.6%
20年 50歳 2,620,800円 1,963,600円 74.9%
30年 60歳 3,931,200円 3,047,800円 77.5%
払込終了直後 3,931,200円 4,355,900円 110.8%
40年 70歳 3,931,200円 4,571,800円 116.2%
50年 80歳 3,931,200円 4,755,700円 120.9%

表を見ると低解約返戻金型終身保険では、早期解約は絶対にするべきではないことが明らかですよね。払い込みが終わる前は77.5%だった返戻率が、終えた直後には110.8%と飛躍的に伸びています。

そして途中解約しないで、積立金を据え置き続けることで返戻率は上がってきます。

最大でもらえる保険金は契約者が死亡した時の500万円です。

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2.RISEは一生涯の死亡保障が安心!

終身保険RISEに加入すると、一生涯の死亡保障が続きます。もし、契約者が死亡すると、即座に死亡保険金をすぐに受け取ることができます。

これは学資保険との大きな違いですね。学資保険にも払い込み免除特約があり、契約者が死亡しても予定通り保険金を受け取ることができますが、受け取る時期は予定満期の時。つまり、すぐに受け取ることはできないのです。

家族の大黒柱を失ったとき、学資保険では家計を支えることはできません。しかし、終身保険RISEならば、すぐに死亡保険金を受け取ることが可能なので、万が一の時も対処することができます。

もちろん保険料は契約時から上がることはありません。

また、RISEの特徴として、保険金額と保険料払込期間を細かく設定できるという魅力があります。

保険料は200万円から5,000万円まで100万円単位で設定が可能。払込期間についても、バリエーションが豊富です。

終身保険は基本的に払込期間が長いですが、終身保険RISEは違います。50歳から80歳まで5歳単位で設定できることはもちろんのこと、10年払い、15年払い、20年払いと短期払いもできるのです。

保険金額と保険料払込期間を人気のメットライフ生命の終身保険と比較してみましょう。

3.終身保険RISEとメットライフ生命を比較

保険金額 払込期間
終身保険RISE 200万円~5,000万円 10,15,20年と50~80歳
メットライフ生命 200,300,500,1,000万円 60,70,90歳

実際にメットライフ生命以外の終身保険も比較してみるとわかりますが、終身保険RISEの選択肢は幅広いです。

この保険金額と払込期間の柔軟性のおかげで、あなたのニーズに合った保険プランを作ることができるでしょう。

4.高い返戻率が魅力の終身保険RISE

貯蓄型保険である終身保険を選ぶ際には、返戻率に注目しましょう。返戻率は高ければ、高いほどいいです。

先ほど30歳契約でシミュレーションをしましたが、保険料払い込みを終えた時点で返戻率は110.8%でした。今から他の終身保険とも比較してみますが、この110.8%という数字は非常に高いです。

他社の保険商品の返戻率と比較したいところですが、ほとんどの保険会社の解約返戻金は明らかになりません。解約返戻金についても明快にしているという意味でも、終身保険RISEは返戻率に自信を持っていると言うことができます。

ではどうやって比較するのかというと、今回は月々の保険料で比較したいと思います。返戻率を出す式は以下の通りです。

返戻率=受取総額÷支払総額×100

この式を見ると、支払総額を減らすことで返戻率を上げることができるということがわかります。支払総額を減らす1番の方法は、月々の保険料を安くすることです。

保険料が安いほど返戻率は高くなりやすいので、今回は各終身保険の毎月の保険料を比較します。

契約者は30歳の男性、保険金額500万円、払込期間を60歳にした場合の比較
保険会社名 オリックス生命 メットライフ生命 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 東京海上日動あんしん生命
月々の保険料 10,920円 15,975円 11,925円 13,920円

月々の保険料だけで、返戻率が決まるわけではありませんが、この結果を見るとオリックス生命の終身保険RISEが断トツで毎月の保険料が安いですよね。言い換えれば、トップクラスの返戻率である可能性が高いということです。

月々の保険料がお手ごろなのも魅力的ですし、確実にお金を増やしていくことができます。

6.手厚い保障が魅力のRISE

終身保険RISEの最大の魅力は貯蓄性ですが、死亡保険としての補償内容も充実しています。

・余命6か月以内と診断された場合には、生存中に保険金の一部、もしくは全額支払ってもらうことができます。

・事故により、約款所定の身体障害の状態になった場合には、以降の保険料の払い込みは免除されます。それでいて、補償は一生涯続きます。補償内容に当てはまる障害状態は、約款を確認する、もしくは保険会社に問い合わせてみてください。

さらに契約者が以下の条件を満たす思い介護状態になったとき、前払いで保険金を支払ってもらうことが可能です。

・主契約の保険料払込期間経過後であること
・被保険者の年齢が満65歳以上であること
・公的介護保険制度にもとづく要介護状態区分のうち、「要介護4」または「要介護5」の状態にあること

この手厚い保障は、学資保険にはない終身保険ならではのものです。

終身保険RISEは年払い、半年払いにさらにメリットが大きくなる!

終身保険RISEでは、払込方法も選べます。月払い、半年払い、年払いの3種類から選択することができます。この払込方法で保険料が多少安くなるのです。どの保険の保険料を払うにしても、保険料はまとめて払った方がお得です。

終身保険RISEのケースでいうと、一番お得なのが年払い、次が半年払い、そして月払いです。

ここまで見てきたように、低解約返戻金型終身保険は途中解約することで大きく損してしまいます。つまり、絶対に払い込みは終えなければいけないので、可能ならば年払いを行うといいでしょう。

多くの保険では口座振替で保険料の支払いを行わないといけませんが、終身保険RISEでは口座振替に加えクレジットカード払いもできます。

クレジットカードで支払うことができるメリットは、ポイントを還元することができるからです。

ポイント還元率1%を超えるクレジットカードもたくさんあります。銀行の定期預金でも利率1%超えのものは、ほとんどないのでポイント還元率1%は非常に高いということがわかります。単純にポイント還元率1%のクレジットカードで500万円という保険金を支払うと5万円還元されますよね。

微々たる金額かもしれませんが、あったら嬉しいですよね。

終身保険RISEの2つのデメリット

終身保険RISEは人気と実力が備わっている終身保険ですが、デメリットももちろんあります。

1.早期解約すると大損する

低解約返戻金型終身保険である終身保険RISEを保険料払い込みが終わる前に解約すると、大きく損することになります。元本割れというと返戻率が95~99%であることが多いのですが、終身保険RISEの場合は70%まで落ち込んでしまいます。

例えば300万円まで払い込んで、途中解約したとしましょう。その場合に得ることができる解約返戻金は、210万円だけです。

なんと90万円も損することになります。終身保険RISEに加入する際には、払い込みが終わるまで絶対に解約しないという強い意志が必要です。

2.三大疫病による保険料支払い免除がついていない

三大疫病とは、がん、急性心筋梗塞、脳卒中のことです。この3つの病気は、日本人の死亡順位ワースト3と言われています。これらの病気が起きると死亡する確率も非常に高いですが、入院や治療も長期間の戦いになり、治療費も大きくかかってきます。

三大疫病による保険料支払い免除がついている終身保険の場合は、三大疫病が起きると、その後の保険料の支払いが免除になり、補償はそのまま生涯続きます。

オリックス生命の終身保険RISEには、この特約が付いていません。

しかし代わりに、特定の障害状態になった場合、その後の保険料の支払いが免除になる特約は付いています。

終身保険RISEは学資保険の代わりになる?

終身保険RISEの特徴、メリット・デメリットを見てきましたが、結局、終身保険RISEは学資保険の代わりとしての選択肢になりうるのでしょうか。結論から言うと、代わりになります。ここからは、その理由を紹介していきます。

学資保険に負けない返戻率の高さは大きな魅力!

学資保険を選ぶ方の多くは、その貯蓄性の高さに注目しています。安全に教育資金を積み立てることができるだけではなく、お金を増やすこともできるのは魅力的ですよね。

しかし、オリックス生命の終身保険RISEもまた貯蓄をしながら、お金を貯めることは可能です。以下が終身保険RISEと返戻率が高いといわれる学資保険を比較した結果です。

【RISE】契約者30歳男性、被契約者0歳、15年払いのシミュレーション

保険名 毎月の保険料 返戻率 受取額
終身保険RISE 13,188円 101.3% 約240万円
明治安田生命つみたて学資 10,814円 102.7% 200万円
フコク生命 みらいのつばさJ型 11,467円 103.8%(14歳払い) 200万円
かんぽ生命 はじめのかんぽ 14,380円 96.6%(12歳払い) 200万円
アフラック 夢みるこどもの学資保険 11,544円 96.2%(18歳払い)

98.1%(10歳払い)

240万円

こうして比較してみると、終身保険RISEも負けていませんよね。

明治安田生命とフコク生命は、返戻率が非常に高い学資保険です。通常ならば、終身保険の方が返戻率は低いのですが、RISEは学資保険並みの返戻率を誇っています。

かんぽ生命とアフラックの学資保険は、2017年4月に行われた保険料値上げの影響で、元本割れを起こしてしまっていますね。

学資保険にはない手厚い保障もRISEの魅力!

返戻率だけを見ると、若干ですが学資保険のほうが上ですが、終身保険RISEには学資保険にはない手厚い保障があります。

学資保険にも払い込み免除特約は付いていますが、視点を変えれば、最初からついている特約は払い込み免除特約だけということ。

もちろん他の特約も付けることは可能ですが、特約を付ける分だけ保険料は値上がりします。つまり、返戻率は下がるということです。

そう考えると、手厚い保障がついていて、かつ返戻率も高い終身保険RISEは貯蓄と保障を両立したいという方にはぴったりでしょう。

強制的にお金を貯めたい方にもおすすめできる終身保険RISE

学資保険は、一度加入すると途中解約することができません。途中解約することで、元本割れを起こしてしまうからです。この強制的な貯蓄力のおかげで、貯金が苦手な方でも確実に教育資金を積み立てることができるのです。

終身保険RISEはどうでしょうか?

すでにお分かりのとおり、強制的な貯蓄力はありますよね。

むしろ学資保険より強制力が強いです。学資保険の場合、途中解約したとしても返戻率は90%ていどまでしか下がりませんが、低解約返戻金型終身保険では70%前後まで下がってしまうのです。

どんなに貯金が苦手な人でも、どんなに意志が弱い人でも、終身保険RISEに加入することで貯蓄を続けることはできます。

【オリックス生命】終身保険RISEまとめ

トップクラスの人気を誇る終身保険RISEは、教育資金積み立てにぴったりの保険です。

返戻率にこだわりを持ちたいという方は学資保険のほうがいいでしょう。今回は詳しく見ませんでしたが、ソニー生命の学資保険では返戻率が110%を超えます。

しかし、高い返戻率と補償性も兼ね備えたいという方には、オリックス生命の終身保険RISEは素晴らしい選択肢となるはずです。



自分たちだけではなく、子供や親の将来の生活を考えて保険を選ぶ事は非常に重要です。

子供の将来に備える『学資保険』は加入している保険や状況によって組み立てる必要があるのは間違いありません。

保険は安易に決めるのではなく、専門家に総合的な設計を依頼する方法が1番です。

保険は人生で2番目に高い買い物。

月々の支払いは少なくても、人生スパンで考えるとその支払額は数百万円にもなります。

失敗しない為にも、プロのFPにライフプラン設計を相談することをおすすめします。

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