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明治安田生命つみたて学資をFPが徹底解剖!3つのメリットと2つのデメリットを知っておこう

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明治安田生命つみたて学資の特徴、メリット・デメリットを徹底解説

人気の高い「明治安田生命つみたて学資」は、4年間の大学生活にかかる費用を蓄えることができる学資保険です。

今回は、明治安田生命の特徴と加入前に知っておくべき4つのメリットと2つのデメリットをご紹介します。あなたのライフプランに合っているのかどうか、ぜひ参考にしてみてください。

明治安田生命つみたて学資ってどんな学資保険?

学資保険では、子どもが18歳の時に満期金を受け取るプランがほとんどですが、「明治安田生命つみたて学資」の最大の特徴は、18歳から21歳まで毎年1回ずつ計4回祝い金・満期金を受け取れます。

 

大学生活4年間でかかる費用は、自宅通学の場合は約600万円、1人暮らしの場合は約1千万円かかると言われています。大学進学時に最もお金がかかりますが、2~4回生の時にも多額の授業料や生活費を支出しないといけません。進学時だけではなく、大学生活4年間の費用支出をサポートするのが明治安田生命つみたて学資です。

明治安田生命つみたて学資保険の保障内容

明治安田生命つみたて学資の主な保障内容を表にまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。

保障内容
保険料払込期間 ・10歳(被保険者契約年齢0~2歳)

・15歳(被保険者契約年齢0~6歳)

・※1全期前納払い

教育資金受け取り回数 4回
教育資金受取日 ・子どもの誕生日が4月2日から10月1日の間

満18歳、満19歳、満20歳の誕生日を迎えた直後の10月1日

・子どもの誕生日が10月2日から4月1日の間

満17歳、満18歳、満20歳の誕生日を迎えた直後の10月1日

教育資金の据え置き 据え置き可能。期間は、最大で満期日から5年
払い込み免除特約 あり。※2以前はⅠ型とⅡ型を取り扱っていたが、現在ではⅠ型のみ
医療特約 なし
契約者年齢 満18~45歳
被契約者年齢 0~6歳
出生前加入

 

出生予定日の140日前から加入可能
生命保険料控除 一般生命保険料控除の対象となる
配当金 なし
※3死亡給付金 あり
保険料払込方法 ・口座振替

・送金

2017年4月26日調べ

全期前納払いという一括払い制度

全期前納払いは、全期間の保険料を保険会社に「預ける」という形で一括払いすることです。これに対して、一時払いは全期間の保険料を支払います。「支払う」と「預ける」という違いは大きなものです。

違いはいくつかありますが、ここで大事なのは全期前納払いでは、生命保険料控除を毎年受けることができるのに対して、一時払いでは最初の年しか受けることができないということです。

つみたて学資のⅠ型とⅡ型について

「明治安田生命つみたて学資」についての情報を提供しているサイトは数多くあり、つみたて学資はⅠ型とⅡ型から選ぶと記載されていますが、しかし2017年4月26日現在、Ⅰ型のみの取り扱いとなっています。Ⅰ型で保険料払い込み免除を受ける条件は以下の通りです。

死亡または所定の身体障害表の第1級・第2級の障害状態に該当したとき

つみたて学資の死亡給付金

死亡給付金とは、被契約者である子どもが死亡した際に支払われる保険金のことです。

つみたて学資では、保険料払込期間中に子どもが死亡した場合と、子どもが保険料払込期間満了後の保険期間中に死亡した場合の2パターンに分かれます。

明治安田生命つみたて学資3つのメリット

学資保険選びで重要となるのは、主に3つ。返戻率、学資金を受け取り時期、払込期間です。

この3つに注目しながら、明治安田生命つみたて学資のメリットを見ていきましょう。

1.保険料値上げ後も高い返戻率を保っている

「明治安田生命つみたて学資」は返戻率が高い貯蓄型の学資保険として有名です。以前は、110%を超えることもある返戻率を誇っていましたが、残念ながら2017年の保険料値上がりの影響で返戻率は大きく下がりました。それでも他の学資保険と比較すると返戻率は非常に高いです。契約状況にもよりますが、返戻率は105%にもなることがあります。

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つみたて学資が高い返戻率を保つことができている理由は2つ。1つ目は、無駄な特約を省いているからです。特約を付帯することで返戻率は下がってしまいます。つみたて学資は無駄な特約が省いているから、高い返戻率を保つことができているのです。

払込期間を短くすることで返戻率を上げられる

2つ目は、払込期間を短くして返戻率を上げているからです。

どの学資保険にも共通して言えることですが、払込期間を短くすることで返戻率は高くなります

つみたて学資の場合は、全期前納払い、15歳、10歳の順で返戻率は高くなります。

高額割引適用で返戻率をさらにアップ!

受取総額300万円のプランと200万円のプランがあります。

受け取り回数は4回になるので、300万円プランの場合は毎年75万円を受け取り、200万円の場合は毎年50万円受け取ることになります。

おすすめは300万円プランです。つみたて学資では、基準保険金額(教育資金)が70万円以上の場合、高額割引が適用され返戻率が上がるのです。

明治安田生命つみたて学資返戻率シュミレーション

高額割引が適用されるのは、毎年75万円受け取ることになる300万円プランです。

実際にシミュレーションをしてみましょう。

契約者は30歳の男性、被契約者は0歳とします。シミュレーション結果は以下の通りです。

受取総額 300万円・高額割引適用 200万円
15歳払い込み 月々15,995円(104.1%) 月々10,814円(102.7%)
10歳払い込み 月々23,640円(105.7%) 月々15,910円(104.7%)

高額割引適用されるのかどうかでは、返戻率に約1~2%の違いが出ます。最も返戻率が高くなるパターンは受取総額300万円で10歳払い込みのパターンです。

しかし、当然ながら300万円のプランのほうが毎月の保険料は高くなります。シミュレーション結果をご覧になると一目瞭然ですが、300万円・10歳払い込みは、毎月の保険料が高いですね。学資保険は途中解約すると返戻率が大幅に下がるため、無理なく支払いができる料金を選ぶようにしましょう。

2.教育費が本格的にかかる前に支払いを終えることができる

多くの学資保険では保険料払込期間は18歳、20歳と長めに設定されています。しかし、つみたて学資は長くても15歳で保険料の払い込みが終わります。保険料払込期間が短いことで、2つのメリットを得ることができます。

・返戻率が高くなる

・教育費が本格的にかかる前に余裕をもって支払いを終えることができる

子どもが幼稚園に入園してから大学卒業まで19年間あります。この期間にかかる教育費用は1千万円以上です。最も教育費用がかかるのが大学在学中ですが、高校在学中にも大きな費用が必要となります。

中学校までは義務教育なので、公立に通えば毎年の教育費はそれほどかかりません。毎月の収入はもちろん、0歳から中学卒業まで受け取ることができる児童手当を賢く利用することで教育費が大きな負担となることはないでしょう。

しかし、義務教育が終わった高校からは違います。公立高校に3年間通った場合にかかる費用の総額は約110万円、私立高校の場合は300万円以上かかります。18歳満期の場合は、これらの教育費を支払いつつ、毎月の学資保険の保険料も支払わないといけません。これでは大きな負担になりますよね。

義務教育までの教育費が比較的かからない時期に保険料の支払いを終えることができるのは大きな魅力です。先ほどのシミュレーションでみたように、つみたて学資の場合は毎月の保険料が1万円から2万円の間です。毎月2万円の支払いは負担になることはあっても、1万5千円は払えることができるという方は多いです。

3.大学生活の支出を大きく助けてくれるつみたて学資!

つみたて学資では、大学進学の年から4年間毎年学資金を受け取ることができます。

大学入学年が最も費用の掛かる時期ですが、その後卒業まで支払う授業料も大きな金額です。国公立大学4年間にかかる費用は約450万円、私立大学の場合は約700万円です。

また、子どもが1人暮らしを始めた場合には、仕送り費用などもかかります。仕送りは、平均して年に125万円というデータが出ています。教育費用については、ほかの記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらも参考にしてください。

大学進学時の負担を最も軽くして、その後にかかる授業料などは他の貯金や毎月の収入で支払うという方は18歳で満期金を受け取るプランでもいいでしょう。しかし、大学生活にかかる費用を総合的にサポートしてほしいという方は、明治安田生命つみたて学資やアフラックの学資保険、ソニー生命の学資保険などがおすすめです。

つみたて学資では、大学進学時に75万円か50万円を受け取ることができます。国公立大学の入学費用が約82万円なので、75万円を受け取ることができれば家計を大きく圧迫することはないでしょう。

教育資金の受取日が完ぺき!

明治安田生命つみたて学資の大きな強みが、ほぼ完ぺきなタイミングで教育資金受け取りを行うことができるということ。学資金を受け取る時期というのは重要です。

理想の受け取り時期は高校3年生の秋までに、ある程度まとまった学資金を受け取ることです。大学入試というと、1月か3月にかけて行われる一般入試のことを思い浮かべる方が多いですが、最近では、入試形態も多様化し、推薦入試やAO入試もあります。推薦入試やAO入試は基本的に秋に実施され、合格が決まった場合は年内に支払い手続きを行わないといけません。

もしその時に資金が不足していると、推薦やAO入試での進学をあきらめないといけません。そうならないためにも、高校3年生の秋までに学資金を受け取れるようにすることが大切なのです。

1つ注意しておいてほしいことは、ほとんどの学資保険では契約日に満期金を受け取るということです。

例えば、18歳満期の学資保険であれば、子どもが18歳の誕生日を迎えた時に満期金を受け取るのではなく、18歳の誕生日を迎えた後の契約日に満期金を受け取ることができるのです。8月生まれの子どもが、翌年5月に学資保険に加入したとしたら、満期金を受け取るのは高校3年生の8月ではなく、大学1年生となった5月に受け取るということです。

この満期金受け取り時期を理解していなかったために、学資金を高校3年生の時に受け取れなかったという人はいます。

つみたて学資に加入すると、学資金受け取り時期を心配する必要はありません。4月2日から10月1日の間に生まれた子どもは、満18歳~20歳の誕生日以降、最初にやってくる10月1日に学資金を受け取れます。10月2日から4月1日に生まれた子どもは、受取年が満17歳から19歳になります。

学資金受け取日の基準が契約日ではなく、確実に高校3年生の秋までに学資金を受け取ることができるということです。特に早生まれの方は、17歳満期で受け取ることができるので嬉しいですよね。

明治安田生命つみたて学資2つのデメリット

明治安田生命つみたて学資は、魅力的な学資保険です。しかし、つみたて学資にも知っておくべきデメリットが2つだけあります。

この2つのデメリットは加入条件に関わる年齢制限と保険料についてです。

1.契約年齢制限が厳しい

一般的に学資保険の加入年齢制限は、契約者で55~60歳まで、被契約者で0~6歳です。しかし、明治安田生命つみたて学資の場合は、加入年齢制限が、契約者の年齢制限は満18歳から満45歳までと厳しくなっています。

高齢出産をした方や祖父母を契約者とする場合には、加入することができないかもしれませんね。

また被契約者である子どもの年齢制限も0~6歳となっていますが、保険料払込期間が15歳の場合は、子どもが0~6歳の間に加入することができますが、払込期間10歳のプランの場合は子どもが0~2歳の間までしか加入できません。

先ほどシミュレーションで見たように、払込期間は10歳までにした方が返戻率は高くなります。10歳までの支払いを考えているならば、子どもが3歳になる前までに加入しましょう。

2.毎月の保険料が高い

返戻率を高くするために支払期間を短くしているつみたて学資ですが、支払期間が短くなっていることで毎月の保険料が高くなっています。毎月の学資保険料を9千円から1万円で収めている方が多いですが、つみたて学資では毎月の保険料が1万円以下になることはほとんどありません。

また最も保険料が安くなるのが受取総額200万円で、払込期間が15歳までのプラン。しかし、返戻率は102.9%となってしまいます。

つみたて学資最大の魅力である高い返戻率を得るためには、毎月最低でも1万5千円の保険料を支払わないといけません。以下が被契約者年齢0歳、男性を契約者としたときのシミュレーション結果です。20歳から45歳まで、5歳ごとの結果なので参考にしてみてください。

・払込期間15歳まで

契約者年齢/ 払込総額 300万円 200万円
20歳 15,964円 104.4% 10,793円 102.9%
25歳 15,970円 104.3% 10,797円 102.9%
30歳 15,995円 104.1% 10,814円 102.7%
35歳 16,050円 103.8% 10,850円 102.4%
40歳 16,149円103.2% 10,916円 101,7%
45歳 16,312円 11,025円100.7%

・払込期間10歳まで

契約者年齢/ 払込総額 300万円 200万円
20歳 23,623円 105.8% 15,899円104.8%
25歳 23,623円 105.8% 15,899円 104.8%
30歳 23,640円 105.7% 15,910円 104.7%
35歳 23,681円 105.5% 15,937円 104.5%
40歳 23,760円 105.2% 15,990円 104.2%
45歳 23,895円 104.6% 16,080円 103.6%

つみたて学資へ加入する場合にはどうすればいい?

明治安田生命つみたて学資に加入する前に、必ず資料を請求して最新の情報を確認しましょう。

資料請求は電話でも、インターネットでも行うことが可能です。資料を確認して内容に納得したら、実際に保険会社の社員と面談をして説明を受けます。その後、契約を行うという流れですね。

他には独立したFPや保険ショップで無料相談することで加入することもできます。独立したFPの場合は、学資保険選びはもちろん家計や保険の見直しも行ってくれます。面倒な加入手続きも行ってくれるところが多いですから、保険代理店で契約手続きを行うのもいいですが、契約前に1度FPと相談の時間を作ってみるのもいいですね。

明治安田生命つみたて学資まとめ

明治安田生命つみたて学資は、保険料が値上がりした現在でも高い返戻率を保つ魅力的な学資保険です。

返戻率の高さに加え、払込期間の短さもメリットになりますが、見方を変えれば毎月の保険料の支払いが高くなるというデメリットにもなりました。

義務教育終了と同時に保険料の支払いを終えたい、大学進学時はもちろん大学4年間でかかる費用をサポートしたいという方にはピッタリの学資保険です。

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